2020年に外国人が訪れるべき日本の観光地ベスト10のトップは熊野

2020年に外国人が訪れるべき日本の観光地ベスト10のトップは熊野!
Top 10 Japan Travel Destinations for 202- GaijinPot Travel

GaijinPot Travel(ガイジンポットトラベル)は株式会社ジープラスメディアの運営する日本情報サイトGaijinPot(ガイジンポット)の観光情報セクション。

嬉しいことです。関係者の方々のご尽力があってのことと思います。

そもそも熊野は日本にとって特別な場所。
「日本に行くなら熊野に行かなきゃ」と思ってもらえるようにしなければ、と私も思っていました。

私にできるのは日本語での情報発信のみですので、日本人に「日本に来たら熊野に行かなきゃ」と国内外の外国人に言ってもらえるようになることを目標の1つにしています。

いま日本に外国人観光客が増えているのは物価の安さが大きな理由としてあるのだと思いますが、物価が高くても行きたいと思ってもらえるだけの価値を熊野の人たちが世界に向けて示していくことが、熊野が今後本当に日本の観光地ベスト1になるには必要なことだと考えます。

世界的な観光地って物価が高くても観光客はそこに行きますものね。
どうしてもそこに行きたいと思ってもらえるような場所に熊野をしたいです。

12月13日はビタミンの日、熊野出身の香川綾は昭和初期にビタミンを研究

香川綾のレリーフ(国立科学博物館の展示) Photo by Momotarou2012 [CC BY-SA 3.0]

今日12月13日はビタミンの日

明治以降、白米が食事の大部分を占め、おかずが少ない食事のスタイルが全国的に広まった日本ではビタミンB1の不足からなる脚気が蔓延するようになりました。

昭和初期、和歌山県本宮村(現・和歌山県田辺市本宮町本宮)生まれで、東大医学部の内科に勤務していた香川綾はビタミンに関する研究を行っていました。

香川綾は、胚芽米にビタミンB1が多く含まれること、白米に精米するとビタミンB1がほとんど失われてしまうことを突き止めました。そして脚気予防に胚芽米を普及させることを提唱しました。

また胚芽を残して精米する方法も香川綾は発明しました。胚芽米の普及は香川綾の功績です。

香川綾の功績にはその他、計量カップや計量スプーンの考案・普及や、栄養学の社会的地位の向上、管理栄養士の創設などがあります。

香川綾は日本の現代栄養学の基礎を築いた日本栄養学の母。このような女性が熊野出身者であることを誇らしく思います。

香川綾:熊野出身の有名人

龍4つでできた漢字

テチ

今日12月12日は漢字の日。なので、漢字の話題を。

龍龍
龍龍

龍4つでできた漢字。音読みはテチ、テツ。訓読みなし。意味は「言葉が多い」「口数が多い」。64画。

和歌山県田辺市龍神村にこの漢字1文字が名前の喫茶店があります。

テチ
てち

このお店のおかげでこんな漢字があることを知りました。

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龍っておしゃべりなんですね。

龍についてのお話で私が好きなのは、中国前漢時代の歴史家・司馬遷が書いた歴史書『史記』にある孔子が老子に出会ったときのお話。老子と別れたあと孔子は弟子に老子について次のように語りました。

「鳥,吾知其能飛;魚,吾知其能游;獸,吾知其能走。走者可以為罔,游者可以為綸,飛者可以為矰。至於龍,吾不能知其乘風雲而上天。吾今日見老子,其猶龍邪!」
(てつ訳:鳥が飛べて、魚が泳げて、獣が走れることは私も知っている。走るものは網で捕えることができるし、泳ぐものは釣糸で釣ることができるし、飛ぶものは矢で捕えることができる。しかし、風雲に乗じて天に昇る龍は捕えることができない。私は今日、老子に会ったが、あたかも龍のようであった」と)

司馬遷『史記』「老子・韓非列伝第三」

道教で神格化された老子という人物は龍のような神話的な人物でした。