「嘘をついた悪人がたちどころに血を吐いて死ぬ」

熊野牛王
熊野牛王(くまのごおう)

熊野の神様は、嘘をついた者を罰する神様です。

以下、マルキ・ド・サドを紹介したことでも知られる作家・フランス文学者の澁澤龍彦の短編小説集『ねむり姫』に収録された「夢ちがえ」より。

わざわざ説明するにもおよぶまいが、熊野牛王というのは、熊野三社が発行している一種の護符で、もっぱら起請文を記すのに用いられたが、また中世には、これを焼いた灰を水に混ぜて呑ませると、嘘をついた悪人がたちどころに血を吐いて死ぬとも信じられた。

「夢ちがえ」、澁澤龍彦『ねむり姫―澁澤龍彦コレクション』河出文庫

とくに熊野本宮の主祭神・ケツミコノオオカミをお祭りする第3殿は證誠殿(しょうじょうでん)と呼ばれます。誠であることを証明する神様の建物。

熊野の神様は誠実であることを、正直であることを大切にする神様です。

熊野本宮大社旧社地・大斎原の大鳥居建立20周年の記念品

2週間前のことですが、5月11日に熊野本宮大社旧社地・大斎原の大鳥居が建立20周年を迎えました。

新型コロナウィルスの感染拡大の影響で奉告祭には氏子総代である私も参列できませんでしたが、記念品をいただきました。

熊野本宮大社旧社地の大鳥居は、

「日本人の精神(心)の蘇り、日本経済の再生、熊野の山々より環境の大切さの再認識、国内は基より世界人類平和」の確固たる事を祈念して

現地案内板より引用

建てられました。

緊急事態宣言の対象地域が全都道府県に拡大されてから私が行っていたこと

久しぶりのブログ更新です。前回更新が4月18日なので、1ヶ月以上更新していませんでした。

4月13日と15日、熊野本宮大社例大祭「本宮祭」に氏子総代として参列して、16日にその撤収作業をしました。その16日の夜に緊急事態宣言の対象地域が全都道府県に拡大されました。

5月14日に緊急事態宣言の対象地域から和歌山県を含む39県が解除されましたが、この緊急事態宣言下の期間、私は何をしていたのかというと、普段ならできないようなことをしてみようと、長らく耕作していなかった畑の復活に取り組んでいました。

野菜を植えてもサルやイノシシやシカに食べられてしまうので、普段だったら全然やる気にもならないのですが、もともと少ない収入がさらに減り、今後もしばらく回復が期待できないので、我が家の食料自給率を上げなければという気持ちになりました。また世界的な大不況や食糧危機も起こるかもしれませんし。

山間部での野菜作りは動物との戦いです。苗やタネを植える前に囲いを作らなければなりません。イノシシやシカは下から来るし、サルは上から来ます。天井もネットで塞がなければなりません。

お金があれば単管パイプで作るのですが、あまりお金が使えないので、畑のすぐ近くに生えている竹を使って作りました。

1度でも侵入されたら終わりなので、これだけやってもまだ不安です。とくにサルは賢いですし、群れで襲ってきますので。

お金があればもっとゴツい囲いを作るのですが、収入が暮らしていけないレベルまで減った現状ではこれくらいが精一杯。こんなのでも3万円以上かかっています。

他に緊急事態宣言下で行ったことといえば、国民年金保険料の免除・納付猶予の申請、生命保険の契約内容の変更、国の持続化給付金や田辺市の小規模事業者事業継続支援給付金の申請。生き延びるために、出ていくお金を減らして、もらえるお金はもらえるように。

緊急事態宣言解除後になりましたが、特別定額給付金の申請もしました。和歌山県の事業継続支援金の申請もこれからします。

それから緊急事態宣言下、新商品作りも行いました。
県を跨いでの移動に自粛が求められる現状の中、熊野三山にお参りしたいけれどもできない人に喜んでいただけたらと思い、の葉と本宮町産の和紙・音無紙(熊野紙)で作りました。

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人類の歴史は感染症との戦いの歴史です。人類は感染症とともに生きています。およそ100年前のスペインかぜは3年で収束していますので、COVID-19も2〜3年でおそらく収束するのではと思います。それまでしんどいですが、なんとか生き延びていかなければ、ですね。