明日は参議院選挙の投票日

憲法改正草案

明日は参議院選挙の投票日。
満18歳以上に選挙権年齢が引き下げられて初めての選挙です。

選挙の争点は憲法改正のはずですが、自民党の改憲草案をどれだけの人が読んでいるのでしょうか。
いま18歳の高校生は学校の授業とかで読んでいるのかな?
ネットをしないお年寄りはきっと読んでいないよね?

衆議院ですでに自民党と公明党で3分の2以上の議席があり、今回の選挙で参議院でも自民党と公明党が3分の2以上の議席を獲得すれば、憲法改正の手続きに進むことができます。

自民党の改憲草案はこちらからPDFをダウンロードできます。
http://constitution.jimin.jp/draft/

印刷して読むには上記のPDFがよいでしょうが、ブラウザで見るにはこちらのページがわかりやすいです。
http://editorium.jp/kenpo/const.html

憲法は法律が従う最高法規、色々な法律の土台となるものです。憲法が変われば法律も変わり、国のかたちも変わり、社会も変わります。

憲法は国家の権力を法的に制限することによって国民の権利・自由を保障するものです。

ですので、改憲の内容が正しいものかどうかは、国家の権力が縮小するのか拡大するのか、国民の権利・自由が拡大するのか縮小するのかで判断することができます。

和歌山県新宮市の旧丹鶴小学校跡地の遺跡の動画

和歌山県新宮市の旧丹鶴小学校跡地の遺跡の動画がYouTubeにありました。

「新宮城下町遺跡」ととりあえず名付けられたようですが、「縄文時代から江戸時代のすべての時代にわたる遺跡が一箇所から出土している」というとてつもない遺跡です。
http://iseki.shingu.info/

縄文、弥生、古墳、平安、鎌倉、室町、江戸時代の遺跡が1ヶ所から。
新宮市出身の写真家、鈴木理策さんが、熊野は場所の守り方が絶妙というようなことをおっしゃられていましたが、それはこういうことなのかと思いました。

新宮城ができたのが江戸時代であることから考えると、「新宮城下町遺跡」という名前ではその価値を伝えられておらず、「新宮門前町遺跡」のほうがふさわしいように思われます。

縄文から古墳時代の遺跡もあるので、「新宮門前町遺跡」でもこの遺跡の価値を言い表せていませんが、「新宮城下町遺跡」よりはまだよさそう。

国史跡クラスの価値がある遺跡を新宮市民はどうするのか。
破壊ではなく、新宮市民による保護と活用を期待します。
https://www.mikumano.link/?p=867