紀南新聞さんで神内神社のことが記事に

神内神社

紀南新聞さんに神内神社(こうのうちじんじゃ)のことが。
http://www.kinan-newspaper.jp/?p=2625

東京芸術大学先端芸術表現科の学生と教員が神内神社を訪れたことが記事になっていました。

『原始的精神を学びにきた』とのこと。

神内神社は岩壁をご神体とする無社殿神社。
そのご神体の岩は熊野カルデラの火山活動が生み出した岩体です。

日本人の信仰の古い形を今に伝える聖地のひとつです。

宗教人類学者の植島啓司さんがランキング付けした日本の聖地ベスト100では神内神社は第10位に選ばれています。

私も大好きな場所。

川湯と渡瀬を結ぶ峠越えの道、おそらくは南方熊楠も歩いた道

昔の街道

先日歩いた本宮町の川湯と渡瀬を結ぶ峠越えの道。

おそらくは南方熊楠も歩いた道。

明治37年(1904年)10月8日の熊楠の日記から(私による口語訳)。

予等二人は川湯峠を越え、檜葉より皆地にかかる。……川湯峠でミズモランを得る。

(『南方熊楠日記2』八坂書房、473〜474頁)

ミズモランはジンバイソウの別名。多年生地生ラン。

檜葉(ひば)も皆地(みなち)も地名。

昔の街道

花言葉は「私の愛は増すばかり」

南天の花

南天の花が咲いています。

南天の西欧での花言葉は、『私の愛は増すばかり』。ストレートで素敵な花言葉です。……
ちなみに、南天の英名は、「sacred bamboo~聖なる竹」、「Heavenly bamboo ~天国の竹」。……
「南天」って何? – 南天のど飴

16世紀に完成した中国の薬学書『本草綱目』で「草木之王」と記されている南天。

南天は熊野では姿を変えることができると思われていました。
熊野における南天の霊異

英国人も南天には特別な力を感じたのでしょうか。天国の竹、聖なる竹。

「私の愛は増すばかり」というとても素敵な花言葉。

南天の花が咲いている今の時期に、奥さんや旦那さんに南天の花言葉は「私の愛は増すばかり」なんだよねと教えてあげたらいいかも。