三峰神社御遷宮の続き

和歌山県田辺市本宮町大瀬 “三峰神社” 御遷宮の続きです。
山の上の三峰神社(通称・ミツムネさん)は、狼の御魂をお祀りした御社です。その昔、大瀬に猪が増えて田畑が荒らされるようになり、神寄せに見てもらったら猪の落とし穴にはまった狼が村人に助けてもらえなかった為に祟っていたことがわかり、区民一同でお祀りしたそうです。

いつも1月18日の大瀬馬頭観音さんのお祭りでお経をあげていらっしゃる地元の行者さんがいらして祝詞や真言を奏上し、ご祈祷をされました。神道と修験道と仏教が習合したかんじの儀式です。
途中で「ミツミネオオカミ、ミツミネオオカミ、ミツミネオオカミ、ミツミネオオカミ・・・」と延々と繰り返していらしたのですが、それは数珠の玉の数と同じ108回繰り返すのだそうです。
施餓鬼もしておいた方が良いと仰り、最後に東の方角へ向かってみんなで祈りました。
「狼さん。みんなと一緒に行くんやで。」と、狼の御魂に向かって呼びかけつつ、遷宮先の馬頭観音さんへ降りてゆきました。