世界人類平和を祈念して建てられた熊野本宮大社旧社地の大鳥居

熊野本宮大社旧社地の大鳥居

熊野本宮大社旧社地の大鳥居は、

「日本人の精神(心)の蘇り、日本経済の再生、熊野の山々より環境の大切さの再認識、国内は基より世界人類平和」の確固たる事を祈念して
(案内板より引用)

建てられました。

竣工は、平成12(2000年)年5月11日。
幅約42m、高さ約34m。

熊野本宮大社旧社地
http://www.mikumano.net/meguri/oyunohara.html

熊野本宮大社旧社地の「南無阿弥陀仏」と刻まれた石碑の前で執り行なわれる一遍上人月例祭に参列した今日

一遍上人月例祭

昨日、ベルギーでテロが起こりました。テロが世界中に拡散している現実には暗澹とさせられます。

圧倒的な不平等が弱者によるテロを生んでいるのでしょうから、テロをなくすには強者が変わるしかないと思うのですが、強者はテロが起ころうとも今のままがよいと考えているのでしょう。

私は熊野を世界的な観光地、世界的な聖地にしたいと願っていますが、観光は平和でなければ成り立たないものです。

観光は、国際平和と国民生活の安定を象徴するものであって、その持続的な発展は、恒久の平和と国際社会の相互理解の増進を念願し、健康で文化的な生活を享受しようとする我らの理想とするところである。また、観光は、地域経済の活性化、雇用の機会の増大等国民経済のあらゆる領域にわたりその発展に寄与するとともに、健康の増進、潤いのある豊かな生活環境の創造等を通じて国民生活の安定向上に貢献するものであることに加え、国際相互理解を増進するものである。
観光立国推進基本法の前文より)

観光は平和あってのものであり、また観光は宗教や文化が違う人たちの間の相互理解を促すきっかけとなります。

平和であることと、国内が安定していることは、観光産業にとって最も重要な事柄だと思います。

熊野本宮大社の旧社地の「南無阿弥陀仏」と刻まれた石碑の前で執り行なわれる一遍上人月例祭に参列した今日、あらためて自分が目指しているものは究極的には世界平和なのだなと思いました。

異なる宗教や文化を持つ人たちが異なったままに共に暮らしていける世界。

自分が生きている間には実現できなさそうですが、それでも。

熊野は神仏習合で栄えてきた聖地です。

住んでいる場所に対するプライド

南紀熊野観光塾塾長の山田桂一郎先生のインタビュー記事。
http://www.mt6.jp/modules/interview/index.php?id=2

「……住民の方がニコニコと楽しそうに暮らしている地域ならば、訪れた人に感動、共感が生まれ、またもどってきたいと思ってもらえるはずです。」

……

ニコニコとした笑顔を醸成するものはなんでしょう。
「住んでいる場所に対するプライドです。」

プライドを喚起するには?
「第一に自分たちをよく知ること。……」

この山田先生のインタビュー記事を読んで改めて思いました。私が自分を幸せだと思えるのは、自分が住んでいるこの熊野という場所にめちゃくちゃ誇りを持っているからなのだなあ、と

熊野のことを知れば知るほど、ますます熊野のことが誇らしくなります。

だから私はニコニコ笑えるんだ。

私はIターン者で、元々の地元民ではないけれど、ここに住めて幸せです。

有馬の窟の歌、花の窟の歌

本宮祭大和舞リハーサル

写真は、去年の熊野本宮大社例大祭、本宮祭(ほんぐうまつり)の子どもたちによる大和舞のリハーサル風景。

この舞いを舞うときに歌われるのが、「有馬の窟(いわや)の歌」「花の窟の歌」。

有馬の窟の歌
有馬や祭は花の幟立て笛に鼓に 歌ひ舞ひ 歌ひ舞ひ

 

花の窟の歌
花のや岩屋は神の岩屋ぞ祝へや子供 祝へ子等 祝へ子等

この2つの歌は、熊野本宮が三重県熊野市有馬町にある花の窟と強い結びつきがあることを示しています。

熊野本宮大社例大祭(4月13〜15日)
http://www.mikumano.net/meguri/honsai.html

明日23日は熊野本宮大社旧社地にて一遍上人月例祭

熊野本宮大社鳥居

明日23日は熊野本宮大社旧社地にて午前9時から一遍上人月例祭が執り行なわれます。

熊野本宮大社は、一遍上人の月命日の23日に毎月、一遍上人月例祭を執り行っています。

神社がお坊さんを偲ぶ祭事を行っているのは、一遍上人というお坊さんが熊野本宮大社にとってとても大切な人物だから。

一遍上人は、鎌倉時代末期に起こった浄土教系の新仏教、時衆(後に時宗)の開祖。

一遍上人は本宮に籠って、夢の中で熊野権現から「信不信をえらばず、浄不浄を嫌わず」という教えを授かり、ある種の宗教的な覚醒に到りました。一遍上人自身が「我が法門は熊野権現夢想の口伝なり」と述べていて、私の教えは熊野の神様が夢のなかで伝えてくれた教えである、と語っています。

時衆は全国的に大流行し、時衆の念仏聖たちは熊野の聖なるイメージを広く庶民に伝えてくれました。

3月23日午後4時からはの「高倉下社・音無天神社 二十三夜講」には参列したことはありませんので、どのようなものかわかりませんが、高倉下(たかくらじ)は、神武東征の折りに熊野におり、神武天皇に霊剣布都御魂を献上した人物。
音無天神社は熊野本宮が舞台の「巻絹」という能にも登場する本宮の末社。