
本日11月11日はサッカーの日 。
日本に初めてサッカーを紹介した日本サッカーの始祖、日本サッカーの生みの親とされる中村覚之助(なかむら かくのすけ)は和歌山県那智勝浦町出身です。
日本サッカー協会のシンボルマークの3本足のカラスは中村氏の郷里・熊野の神使ヤタガラスを取り入れたものだと思われます。
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本日11月11日は箸の日。
熊野では山に弁当を持っていくときに箸を持っていってはいけないとされました。箸は単なる食事の道具ではありませんでした。
山の箸:熊野の説話
箸が単なる食事の道具にとどまらず、神や仏、生命の宿る小さな杖、柱であると意識された。…箸はさまざまな霊の宿る小さな柱である。…この依代としての機能があるため、どのような霊が依り憑くかも知れないと考え、熊野では山に箸を持って入ることを忌む風習が起きた。
『松原右樹遺稿 熊野の神々の風景』松原右樹遺稿刊行会、25-26頁
今では普通に山にも箸を持っていきますが、箸は霊の宿る小さな柱だったのです。