本日1月7日、熊野本宮大社で八咫烏神事

八咫烏神事

本日1月7日、熊野本宮大社八咫烏神事が執り行われました。

烏文字でデザインされ「お烏様」とも呼ばれる熊野牛王神符を松明の火によって清め、年頭に松の木から作った宝印(寺社で用いる印鑑)を拝殿の御柱に押し初めする神事。

本年は新型コロナウィルス感染拡大防止のために事前予約制で、密集を避けるために5回に分けて執り行われます。私は別の日に参列します。

神事の後、参列者は白紙の半紙に宝印を受けて、宝印の押印のみの特別な牛王神符「白玉牛王(しらたまごおう)」を授与されます。この白玉牛王の授与が楽しくて私はこの数年毎年参列しています。

白玉牛王
白玉牛王

分散参拝へのご協力、引き続きよろしくお願いいいたします!

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。

‪12月30日から1月5日まで熊野本宮大社の年末年始のお手伝いをしておりました。

皆様の分散参拝へのご協力のおかげで恐怖を感じることなくお手伝いをすることができました。ありがとうございます!

例年の通りであれば、境内でかなりの密集状態が生じていたことでしょう。分散参拝へのご協力、引き続きよろしくお願いいたします。

分散参拝

3が日は過ぎましたが、熊野本宮大社では引き続き、新年初祈祷や授与品、御朱印、縁起物の頒布を旧社地・大斎原(おおゆのはら)で執り行っています。

大斎原で御祈祷が行われるのはじつに132年ぶり。明治22年(1889年)8月の水害以降はじめてのことなので、たいへん貴重な機会です。ぜひ大斎原で新年初祈祷をお受けください。

私は妻と1月6日に御祈祷を受けました。大斎原で受ける御祈祷はやはり特別でありがたく感じました。

大斎原での新年初祈祷は1月17日(日)まで。ご希望の方はそれまでにぜひ!
平日なら待ち時間もあまりないと思いますので、平日がオススメです!

鍋割地蔵

鍋割地蔵
鍋割地蔵

久しぶりに鍋割地蔵をお参りしました。熊野古道「赤木越」沿いにあるお地蔵さま。

鍋割地蔵

この地には時衆の開祖・一遍上人にまつわる伝説があります。

弟子が先に赤木越の峠で上人を待ちながらご飯を炊いていると、ご飯が炊きあがらないうちに鍋の水がなくなっているのに気づき、慌てて水を汲みに行って帰ってきたら、鍋が割れて米も黒焦げになっていた。そこに後から発った一遍上人が追いつき、これも如来が与えたもうた試練かと、何も食べずに再び歩き始めた。このことからこの辺りは鍋割と呼ばれるようになった。

鍋割地蔵

そのためこの地蔵も鍋割地蔵と呼ばれるようになったのでしょう。

鍋割地蔵