江戸時代末期のコレラ除け

江戸時代末期にコレラが大流行したときにはオオカミの骨がコレラ除けの呪具として用いられました。そのため多くのオオカミが捕殺され、ニホンオオカミ絶滅の一因となったとも考えられています。

1858年(安政5年)の流行は相次ぐ異国船来航と関係し、コレラは異国人がもたらした悪病であると信じられ、中部・関東では秩父の三峯神社や武蔵御嶽神社などニホンオオカミを眷属とし、憑き物落としの霊験を持つ眷属信仰が興隆した。眷属信仰の高まりは憑き物落としの呪具として用いられる狼遺骸の需要を高め、捕殺の増加はニホンオオカミ絶滅の一因になったとも考えられている。

コレラ – Wikipedia

頂点捕食者の絶滅は日本の森林生態系に荒廃をもたらしました。

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