12月7日付の紀南新聞さんに kii Card(キイカード)の広告が。紀伊半島の地域経済を応援するための地消地産のポイントカード。よい取り組みだと思います。熊野中、紀伊半島中に加盟店が広まってくれたらいいなあ。
気仙沼クルーカードのお話を聞いて、熊野でもやればいいのにと思っていましたが、三重県御浜町の「一般社団法人ツーリズムみはま」さんが動いてくれました。
※本ページは広告による収益を得ています。
12月7日付の紀南新聞さんに kii Card(キイカード)の広告が。紀伊半島の地域経済を応援するための地消地産のポイントカード。よい取り組みだと思います。熊野中、紀伊半島中に加盟店が広まってくれたらいいなあ。
気仙沼クルーカードのお話を聞いて、熊野でもやればいいのにと思っていましたが、三重県御浜町の「一般社団法人ツーリズムみはま」さんが動いてくれました。
2019年12月8日(日)、東京新宿、矢来能楽堂にて、熊野本宮を舞台とした能「巻絹」が演じられます。
12月8日(日)13時 観世九皐会12月定例会は、矢来能楽堂当主・観世喜之による能「巻絹」です。
— 矢来能楽堂/観世九皐会 (@yaraikanze) December 6, 2019
どうぞお見逃しなく!
大晦日にお参りをする狂言「福の神」、能「邯鄲」も合わせてみどころ!
当日券がございます。https://t.co/OjgSmexapQ#矢来能楽堂 #観世喜之 #神楽坂 #能面 #十寸髪 pic.twitter.com/rq09ilJAFo
千疋の反物を三熊野へ届けなければ
観世九皐会12月定例会 – 矢来能楽堂
ならない帝の臣下。
途中の見事な梅に足を止めて
刻限に遅れてしまいます。
顛末やいかに?『巻絹』。
主役は熊野本宮の巫女。熊野本宮において巫女の役割が重要であったことが伺える能です。
また梅の花の歌にまつわるお話なので、『万葉集』第五巻の「梅花の歌」の序文を出典とする「令和」の時代に演じられるのにふさわしい演目です。
音無にかつ咲きそむる梅乃花 匂はざりせば誰か知るべき
謡曲「巻絹」現代語訳
(音無の里で音もなくこのように咲き始めた梅の花、匂わなかったならば誰が知ることができようか)
※音無の里は現・和歌山県田辺市本宮町本宮の辺りだと思われます。
2019年11月6日付の紀伊民報さんの記事で、私のオススメの1冊として梅原猛さんの『日本の原郷 熊野』を紹介させていただきました。
その記事を読んだ方から「難しくないですか」と聞かれましたが、120ページほどの薄い本で、写真も多く、文章も読みやすいと思います。古代・中世・近世の熊野についてのあらましがざっと書かれた格好の熊野入門書です。絶版なので、読みたい方はネット書店などで古本を探してみてください。
熊野を知るための本としては他に、宗教人類学者の植島啓司さんの『世界遺産 神々の眠る「熊野」を歩く』がオススメです。熊野三山以外に多くの素晴らしい聖地が熊野各地にあることがわかります。
植島啓司さんの本だと熊野だけの本ではありませんが、『日本の聖地ベスト100』もオススメです。