オリパラ期間中、第五福竜丸展示館が休館

「第五福竜丸建造の地」碑
「第五福竜丸建造の地」碑 和歌山県串本町

米国によるビキニ環礁水爆実験で一九五四年に被ばくしたマグロ漁船「第五福竜丸」を保存する東京都立第五福竜丸展示館(江東区)が、東京五輪・パラリンピック期間に合わせて休館する。展示館がある夢の島公園はアーチェリー会場となり、警備で園内の通路が封鎖され、展示館に行くのが困難になるためだ。核廃絶に取り組む市民からは、国内外から観戦客らが訪れる絶好の機会に、核兵器による被害の悲惨さを伝えられないことを惜しむ声が上がっている。

東京新聞:<2020年 核廃絶の「期限」>五輪パラ期間・前後 第五福竜丸館休館 競技会場すぐそば:政治(TOKYO Web)

残念。オリンピック・パラリンピックは平和の祭典なので、だからこそ開館できたらよいのに、と思います。

第五福竜丸は被曝時、静岡県焼津市の焼津港を母港とするマグロ漁船でしたが、建造されたのは和歌山県古座町(現・串本町)でした。

第五福竜丸はアメリカが設定した危険水域の外で操業していましたが、実際の威力はその想定よりも遥かに大きかったために多量の放射性降下物「死の灰」を浴び、船員23名全員が被爆しました。

古座川河口付近には「第五福竜丸建造の地」の碑が立てられています。

「第五福竜丸建造の地」碑
「第五福竜丸建造の地 古座川中洲」 和歌山県串本町

この水爆実験に巻き込まれた日本の漁船は第五福竜丸だけではありませんでしたが、他の漁船の被曝については公にされませんでした。

本日2月2日は世界湿地デー

串本沿岸海域のサンゴ群生

本日2月2日は「世界湿地デー」。
1971年のこの日、湿地の保存に関する「ラムサール条約」が調印されました。

元々は水鳥の生息地として国際的に重要な湿地の保全を目的に制定された条約ですが、現在は水鳥の生息地だけでなく、人工の湿地や地下水系、マングローブ林、サンゴ礁域など多種多様な水辺の生態系の保全を目的としています。

熊野にあるラムサール条約登録湿地は串本沿岸海域。2005年11月に登録されました。

串本沿岸海域は世界最北の大サンゴ群生地です。