熊野を知るためのオススメ本

2019年11月6日付 紀伊民報
2019年11月6日付 紀伊民報

2019年11月6日付の紀伊民報さんの記事で、私のオススメの1冊として梅原猛さんの『日本の原郷 熊野』を紹介させていただきました。

その記事を読んだ方から「難しくないですか」と聞かれましたが、120ページほどの薄い本で、写真も多く、文章も読みやすいと思います。古代・中世・近世の熊野についてのあらましがざっと書かれた格好の熊野入門書です。絶版なので、読みたい方はネット書店などで古本を探してみてください。

熊野を知るための本としては他に、宗教人類学者の植島啓司さんの『世界遺産 神々の眠る「熊野」を歩く』がオススメです。熊野三山以外に多くの素晴らしい聖地が熊野各地にあることがわかります。

植島啓司さんの本だと熊野だけの本ではありませんが、『日本の聖地ベスト100』もオススメです。

熊野とケルト

本日10月31日はハロウィン。
ハロウィンは古代ケルト人の収穫祭がその起源だとされます。

こちらは熊野とケルトについての本。‬

読書週間、いま読んでいる本

根井浄・山本殖生編著『熊野比丘尼を絵解く』法藏館

一昨日から読書週間が始まりました。
いま読んでいる本は、根井浄・山本殖生編著『熊野比丘尼を絵解く』。‬

熊野比丘尼とは、熊野三山に属した僧形の女性宗教者です。

熊野比丘尼が活動したのは戦国時代の頃から江戸時代にかけて。荘園を失い、参詣者も減り、経済基盤が揺るぎだした熊野三山の運営資金を集めるために熊野比丘尼は諸国を巡り歩きました。

熊野比丘尼は、毎年年末から正月にかけて熊野に年籠りし、伊勢に詣でたあと、諸国を巡り、熊野信仰を布教し、熊野牛玉宝印や梛の葉を配って、熊野三山への喜捨を集めました。

熊野は女性の力によって支えられてきた聖地なのです。
熊野比丘尼について詳しくはこちら。