先日、山を歩いていたらヒナノシャクジョウ(雛の錫杖)がポツポツと生えていました。
菌従属栄養植物。古い言い方だと腐生植物。光合成を行わず、土壌中の菌類に寄生して生きる植物。
極々小さな植物ですが、白いので目につきます。茎も葉も白。花が咲くのはまだこれから。花の色は外側は白で内側は黄色。

環境省の都道府県絶滅危惧種検索で調べてみたらヒナノシャクジョウは神奈川県ではすでに絶滅。京都府で絶滅寸前種。和歌山県では絶滅危惧Ⅱ類(VU)。
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先日、山を歩いていたらヒナノシャクジョウ(雛の錫杖)がポツポツと生えていました。
菌従属栄養植物。古い言い方だと腐生植物。光合成を行わず、土壌中の菌類に寄生して生きる植物。
極々小さな植物ですが、白いので目につきます。茎も葉も白。花が咲くのはまだこれから。花の色は外側は白で内側は黄色。
環境省の都道府県絶滅危惧種検索で調べてみたらヒナノシャクジョウは神奈川県ではすでに絶滅。京都府で絶滅寸前種。和歌山県では絶滅危惧Ⅱ類(VU)。
本日7月7日は世界遺産の日(和歌山県) 。
17年前の2004年7月7日に「紀伊山地の霊場と参詣道(きいさんちのれいじょうとさんけいみち)」が世界遺産に登録されました。
紀伊山地の三大霊場(吉野・熊野・高野)とそれらを結ぶ参詣道は「神道と仏教のたぐいまれな融合」により生まれたものであり、「東アジアにおける宗教文化の交流と発展を示す」ものであると評価されました。
世界遺産はユネスコ(国際連合教育科学文化機関)という国連の専門機関が行っている活動のひとつ。世界的に見て価値のあるものを人類共通の財産として守ろう、そして未来に伝えようという取り組みです。
ユネスコの目的は、教育、科学、文化を通じて世界の平和と安全に貢献することですので、そのユネスコの活動である世界遺産も、その意義は当然、世界の平和と安全への貢献にあります。
ユネスコ憲章(ユネスコの基本方針を定めた文書)の前文には「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」という1文があります。世界遺産は人の心の中に平和のとりでを築くためのものなのです。