第30回南方熊楠賞受賞者・北原糸子氏の記念講演が視聴できます!

第30回南方熊楠賞

昨日11月7日、第30回南方熊楠賞授賞式が開催されました。
受賞者は北原糸子氏は日本の災害史研究が専門の歴史学者。

北原糸子氏の受賞記念講演が南方熊楠顕彰会公式YouTubeチャンネルで期間限定配信されています。視聴できるのは11月15日(日)17時まで。

月花祭り開催中止のお知らせ

1週間ほど前に愛知県東栄町月地区の月花祭保存会さまから月花祭り開催中止を伝えるお葉書が届きました。残念ですが、今は仕方ないことだと思います。

今から思えば2018年12月に月花祭保存会の方々に奥三河の花祭熊野公演をしていただけたことは幸運なことでした。

花祭で最も重要視される鬼、榊鬼(さかきおに)の舞。その舞は大地に生命力や活力を吹き込みます。

最近歩いた昔の県道

昔の県道

和歌山県新宮市熊野川町畝畑から和歌山県田辺市本宮町請川へと続く山道。かつては県道であったこの道の一部を歩きました。

昔の県道

いつ頃まで県道だったのでしょうか。昭和の前半くらいまででしょうか。

昔の県道

谷沿いの道は歩きにくくなっていますが、それでも県道であっただけあって立派な道です。とはいえ今では歩く人もあまりいないので、山に慣れていない人が歩いたら途中で道がわからなくなる程度には荒れています。

畝畑の人たちは病気になるとこの道を何時間もかけて歩いて病院に行きました。

「それはね、昔の県道」と、かつて畝畑在住だった堀内正静さん、モトエさんご夫妻に教えていただいた。畝畑から北へ高瀬峠を越えて本宮町へ向かうルートである。「病人はみな、高瀬峠を越えて請川の医院に行った。そこしか医者がおらんかった」。

栂嶺レイ『誰も知らない熊野の遺産』ちくま新書、240頁

高瀬峠からだけでも請川まで直線の水平距離で6kmくらい。時速1kmで歩けるとして6時間。時速1.5kmだと4時間。畝畑も広いので家から高瀬峠までの距離もありますし、病人が峠を越えて何時間も歩いて病院に行っていたというのは今の感覚ではちょっと想像できません

昔の人の歩く力はすごいです。

お地蔵さん

道沿いに祀られているお地蔵さま。